
水・木・草花・昆虫・動物などの自然がもつ
「動き」を再生するプロジェクト
本プロジェクトは、数十年単位で自然本来のサイクルを取り戻すことを目指しています。

まず、この地の環境にあった自生する植物の小さな苗木や種子を植えて育てていきます。

木が育っていくと、少しずつ鳥や昆虫・小動物の「動き」が生まれ、また土壌も充実していきます。森が充実していくと、木々の枝や葉・土壌にこれまですぐ流れていってしまった雨水が蓄えられる様になります。

芝生は、芝生として維持するために多大な労力と薬剤散布が必要であり、自然本来の姿からかけ離れたものになっています。
環境への負荷をできる限り抑え、管理コストのかからないものづくりを目指す三共グループとして、自然本来のサイクルを取り入れたみどりへと変えていく必要があります。
こうして、自然本来のサイクルでまわりはじめます。
また、近くの自然林からの生き物が飛来し、様々な種類の動植物が生育する様になると、より豊かな森へと遷移していきます。
このように時間をかけていきながら、森を育てていくことで自然本来の「動き」を再生し、地域へ還元していくことを目指します。
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現状の芝生
現状の芝生は維持するのがとても大変です。また土壌も薄く保水力がないため、雨水はすぐ流れてしまいます。
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成長の早い木々を植栽することで、いち早く森をつくります。
また、成長の遅い木々も種子から育てることで、多様な森をつくります。
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成長の早い木々の足下には、種子から発芽した成長の遅い樹木が成長していき、徐々に森が豊かになります。
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目指すカタチ
高い木々から低い木々まで立体的な森となり、様々な生き物が生活できる様になります。
また土壌も発達し、雨水をたくさん蓄えられるようになります。